「DAXで株式対策を更に進める」
「DAXで株式対策をさらに進化させる」(DAXで かぶしき たいさく を さらに しんか させる)
Power BIでストックメジャーを使用すると、いくつか奇妙な効果が現れることがあります。どのような状況が発生し、それを解決する方法について見てみましょう。
はじめに
ストック計算は、データを時間で集計できない場合によく使用されます。
たとえば、銀行口座の残高を時間で合計するというのは良い考えではありません。私にとってはいい考えかもしれませんが、銀行にとってはそうではありません。
現在、人事データのレポートソリューションを作成するクライアントプロジェクトに取り組んでいます。
1つの重要な指標はヘッドカウントであり、これもストックメジャーです。各月のヘッドカウントを時間ごとにファクトテーブルに保存しています。
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これは簡単なタスクのように見えます。
しかし、正しい結果を得るためには、追加のステップが必要なシナリオもあります。
さあ、深堀りしてみましょう。
ベースストックメジャー
まず、ストックメジャーの正しい名前は「準加算メジャー」です。先ほど説明したように、これらはデータを時間経過で集計せず、他のすべてのディメンションで集計します。
ヘッドカウントを計算するためのベースの準加算メジャーは簡単です:
Headcount =VAR LastDataDay = LASTNONBLANK('Date'[Date] ,[Headcount (Base)])RETURNCALCULATE([Headcount (Base)] ,LastDataDay )
メジャー[ヘッドカウント(ベース)]には、必要な結果を得るための単純な集計(SUM)が含まれています。
私は常にベースメジャーで作業して、後続のメジャーでも再利用できる追加のロジックを組み込むことができるようにしています。例えば、ユーザーがPower BIの自動表示単位ではなく、千または百万の単位を表示したい場合にスケーリングファクターを使用することがあります。この場合、Power BIは千を表す「T」や百万を表す「M」など、奇妙なスケーリングファクターを追加します。
そのため、LASTNONBLANK()関数を使用して、ヘッドカウント(ベース)メジャーから結果がある最後の日付を取得します。この関数の結果を、CALCULATE()呼び出しのフィルターとして適用して最終結果を得ます。
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